2012年11月26日月曜日

d47食堂

今日は、やっと渋谷ヒカリエ d47食堂に。

すごくちゃんと食事をした。
テーブル、椅子、お盆、食器、食材…。
すべてが生きていて、作り手の魂というか息遣い、緊張感が感じられるようで、改めて食育されてる気分になった。
ちゃんと噛んで味わう。
当たり前のことではあるけれど、それを意識させてもらった。
正直、昼食で1500円は、学生にはかなりキツい額ではあるけれど、それだけの価値はあると思った。
1000円で普通にレストランで食事をすることを思えば、妥当なのかもしれないと。

自分たちの生活には、誰かが作ったり、デザインしたものが溢れている。
その一つ一つが、もし「こんなもんでいいや」で作られていたのなら、生活も「こんなもんで」になるのではないだろうか。作り手になろうとする私は、妥協をしてばかりいたのではないか。デザインを勘違いしていたのではないか。

ちゃんとしたものは、値が張るし、大量には生産できないかもしれない。しかし、手入れを施せば一生ものになるかもしれない。
ファスト化した現代において、私たちは今一度考える必要があるのではないだろうか。

日本にも素晴らしいものはたくさんある。
知らないだけだ。
例えば、カリモクの椅子は、座面が低くて日本人の身体に合っている。
何も北欧デザインだけがデザインではないのだ。知る機会を多く持って、本当に自分に合うものを見つければいい。

日本人は、もっと日本人になるべきだと思う。

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